目的
Doxygenを使用したコードドキュメント生成の基本的な理解を深める。
チームでの効率的なコード管理および共有を促進する。
プロジェクトのドキュメント品質向上を目指す。
勉強会の内容
1. イントロダクション
Doxygenとは何か
ソースコードから自動的にドキュメントを生成するツール
主にC++やPython、Javaなどの多言語をサポート
使用のメリット
ドキュメント作成の効率化
チーム全体でのコード理解の促進
opencvのオープンソースはdoxygenを利用しています。
2. 基本機能の紹介
コメント形式とタグ
/// や /** ... */ の利用例
主なタグ: @param、@return、@file、@brief など
Private関数 (関数コメントをドキュメントに反映しないための書き方 (!を入れない)
Doxygen設定ファイル (Doxyfile) の作成と設定ポイント
3. 実践デモ
簡単なプロジェクトを例に、DoxygenのセットアップからHTMLドキュメントの生成までを実演
ドキュメント化のベストプラクティス
例: 関数・クラスコメントの統一ルール、不要な情報の省略
Copilotでdoxygen形式で関数コメントを自動挿入するデモ
ドキュメントもCI, CDと連携する。
・doxygenの中にuml ダイアグラムに挿入するデモ
4. 活用事例
ハチエックスのプロジェクトでの応用方法
ROS関連コードのドキュメント化
AIアルゴリズムのモジュール設計の共有化
5. 質疑応答
使用時の注意点やトラブルシューティングについての議論
成果・感想
Doxygenの基本操作を理解した。
チーム内でのドキュメント作成における統一ルールを定める第一歩を踏み出せた。
今後のプロジェクトでDoxygenを活用し、コードの可読性とドキュメント品質を向上させるための基盤が整った。
今後の展望
各プロジェクトにおいてDoxygenの試験的導入を進める。
社内ガイドラインを策定し、Doxygen活用の標準化を目指す。
社内ドキュメントの共有プラットフォームを構築し、参照性を高める。
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