子育てと経営


 

2017年に、2つの大事な出来事がありました。1つは子供が生まれたこと。2つ目はHACHIXの設立です。会社設立当初はスタッフも会社らしいの仕組みもなかったので、100%の時間を仕事に注ぎました。それため、子育ては妻に任せきりでした。そして今、子供の成長ぶりを見ると、妻に感謝してやまないです。会社は少しずつ軌道に乗っているため、子どもと一緒に遊べる時間が取れるようになりました。そして、子育てのことも前より考えるようにしています。

 子育ての本は何冊か読んでいましたが、その中でも”子育て経営学” という本は、自分が同感できる部分と参考になる部分が多かったです。この本は、9人の経営者に対して、子育ての携わり方、考え方をインタビューする内容でし。各経営者はそれぞれ子育ての方針が違いますが、この本を通じて感じた、「子育てと経営」について、私の考えを紹介したいと思います。

 まず、この本の中から、一番記憶に残っているのは”子育てとは、正解がない。究極の学習、経営より面白い”という一人の経営者の意見でした。経営にも答えがないと言われていますが、一定の期間でどれだけ企業が成長したかという結果と照らし合わせながら、経営の結果を評価することができます。けれど、子育ての場合、まず「何を成功とするか」という答えがありません。たとえ有名大学に入って、一部上場企業に入社しても、本人が幸せな人生が送れたかどうかは、死ぬ瞬間までわからない。それでもなお、親として子どもに何を与えて良いのか。答えのない問いに永遠に立ち向うのが子育てです。

 ただし、正解がなくても、模索しながら、何かの方針を決めて、行動しないといけないというのは子育てと経営の共通の部分です。私は「子どもの立場を尊重し、子どものやりたいことを応援する」という方針で子育てをしたいです。自分の夢、自分がやりたいことを子どもに決して押し付けないということです。子どもには、できるだけ色々なことにトライする機会を与えますが、やるかやらないかは子どもの意見を尊重します。そして、子どもが好きなことがあれば、それを徹底的に応援するようにしています。

 少し自分の先入観が入りますが、あえて、子どもに与えて上げたいものを言うなら、2つあります。1つは世界で共有できるスキルです。世界で共有できるのは英語、数学、プログラミングとよく言われています。この3つに加えて、意外かもしれませんが、「表情」も世界共通です。世界中の人はうれしい時には笑う、悲しい時には泣く。子どもには表情豊かな人間に育ってほしいです。楽しい時はワハハと笑って、悲しい時にはワーンと泣ける子になってほしいです。そして、世界はグローバル化が進んでいる中に、個人個人のオリジナリティもますます重要になってくるかと思います。そのため、子どもには、ベトナムと日本の文化にできるだけ接しさせてあげたいと思います。

 幸せな人生を送るためには、仕事での成功だけでは足りないと思います。HACHIX

では、仕事でも家庭でも幸せな人生を送れるように、今後とも仕組みづくり、業務効率化に全力で取り組んでいきます。HACHIXに関わる全員が幸せになりますようにと常に願っています。